第104回 薬学実践問題 284−285問目 - 104/284−285
104薬学実践問題薬剤実務

45 歳男性。結腸がんによる結腸切除術後に全身に転移が見られ、処方 1 により疼痛コントロールを行っていた。今回、疼痛増悪による疼痛コントロール目的 で入院となり、処方 2 に変更となった。 (処方 1 ) オキシコドン塩酸塩水和物徐放錠 20 mg オキシコドン塩酸塩水和物徐放錠 10 mg オキシコドン塩酸塩水和物散 10 mg オキシコドン塩酸塩水和物散 5 mg 1 回 1 錠( 1 日 2 錠) 1 回 1 錠( 1 日 2 錠) 1 日 2 回  8 時、20 時 14 日分 1回1包 1回1包 疼痛時 10 回分 (処方 2 ) オキシコドン塩酸塩水和物徐放錠 40 mg オキシコドン塩酸塩水和物散 20 mg 1 回 1 錠( 1 日 2 錠) 1 日 2 回  8 時、20 時  3 日分 1回1包 疼痛時  5 回分 入院時に薬剤師が行った痛みの評価では、「午後になると痛みが強くなる、NRS(Numerical Rating Scale):8/10」、「どのタイミングか不明だが突然痛みが出 る。痛みが出始めるとすぐに強い痛みとなる、NRS:8/10」とのことであった。処方 2 の薬剤服用開始後に行った評価は、「午後になると強くなる痛みは改善、 NRS:3/10」、「突然痛くなる状況は変化がない、NRS:8/10」であり、この結果を受けて緩和ケアチームで患者の処方を検討することになった。