A ちゃん(3歳、女児)は、父親(会社員)と母親(会社員)との3人暮らし。A ちゃんは、生後 11 か月のときに、卵による食物アレルギーと診断され、医師の指示で卵の除去食療法をしていた。保育所では卵を除去した給食が提供されている。A ちゃんは保育所の給食の時間に、隣の席の園児の卵が入ったおかずを摂取し、蕁麻疹と咳嗽が出現した。保育士に連れられて救急外来を受診した。A ちゃんは保育士に抱っこされ、「かゆい」と訴えており、咳込みがみられた。


受診時に観察する項目で優先度が高いのはどれか。

1. 体 温

2. 心拍数

3. 腸蠕動音

4. 蕁麻疹の範囲

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A ちゃんは、食物アレルギーによるアナフィラキシーと診断された。アドレナリンの筋肉内注射の後、点滴静脈内注射による補液と酸素吸入が開始された。バイタルサインは問題なく、経皮的動脈血酸素飽和度(SpO2)99 % であったが、経過観察のため入院となった。A ちゃんは「お母さんに会いたい。おうちに帰りたい」と泣き始めた。母親は、保育所から連絡を受けて病院に到着し、医師から現在の病状について説明を受けた。母親は「A は大丈夫ですか」と看護師に不安を訴えていた。

母親への看護師の対応として最も適切なのはどれか。

1. 入院中の生活の留意点を説明する。

2. 父親が到着するまで待合室で待機してもらう。

3. 来院時から現在までの A ちゃんの様子を伝える。

4. A ちゃんが食物アレルギーと診断されたときの母親の思いを聴く。

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翌日、A ちゃんは症状が落ち着いたため退院することとなった。母親は「卵を除去した給食を出してもらっていたのですが、また今回の様なことが起こるのではないかと心配です」と不安な様子である。

このときの母親への指導として最も適切なのはどれか。

1. 「保育所はしばらくお休みしましょう」

2. 「給食内容を保育所の栄養士に相談しましょう」

3. 「今後の給食時の対応を保育士と相談しましょう」

4. 「保育所の園児に保育士からアレルギーについて説明してもらいましょう」

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