72歳の女性。動悸を主訴に来院した。5年前に大動脈弁狭窄症に対して機械弁による大動脈弁置換術を受けており、定期的に受診し、ワルファリンを内服している。これまでの受診時の心電図検査では洞調律であったが、来院時の心電図は心拍数 104/分の心房細動であった。

意識 は清明。脈拍 96/分、不整。血圧 120/76 mmHg。眼瞼結膜に貧血を認めない。頸部血管雑音を認めない。呼吸音に異常を認めない。神経学的所見に異常を認めない。

血液所見:赤血球 468 万、Hb 13.7 g/dL、白血球 7,300、血小板 18 万、PT-INR 2.3(基準 0.9〜1.1)。

この患者への対応として適切なのはどれか。

a. 止血薬の点滴静注を行う。

b. ヘパリンの皮下注を追加する。

c. 現在の抗凝固療法を継続する。

d. ビタミンKの投与を直ちに行う。

e. ワルファリン以外の経口抗凝固薬を追加する。

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